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[MOM3079]筑陽学園FW深松大雅(3年)_ 縦突破!負傷乗り越え、仲間のために戦う“切り札”が決勝アシスト

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筑陽学園高の“切り札”FW深松大雅は決勝点をアシストした

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.4 選手権福岡県予選決勝 東福岡高 0-1 筑陽学園高 レベスタ]

 夏に膝を負傷し、チームに戻ってきたのは選手権予選初戦直前。今大会、筑陽学園高のFW深松大雅(3年)は負傷前の先発から代わり、スーパーサブの役割を担っている。そのドリブラーが宿敵・東福岡高との決勝でチームを勢いづけ、決勝点をもたらした。

 後半15分に投入された深松は、20分にFKのこぼれ球を右足で合わせる。「最初だったので、思い切り行った方が良いかな」と放った右足シュートは右ポストを直撃。これで自身も、チームも乗った。

 そして29分には右サイドから強引に縦突破。DFと激しく競り合いながらクロスを上げ切ると、ファーサイドでフリーだったMF過能工太郎(3年)が右足で決勝点を叩き出した。

 深松は「コーチたちから『切り返すな』と言われていて、自分は縦のスピードが武器なので、それでチャンスが作れたら良いと思って自信を持っていけたのが良かったと思います」と微笑む。決勝点を決めてヒーローになったのは過能だが、青柳良久監督は「全員が期待に応えてくれた。(ゴールに関して)チャンス作ってくれたのは全部深松」と称賛していた。

 深松はその後も鋭い縦突破でCKを獲得するなどチームの勝利に貢献した。“切り札”としての役割を果たした深松だが、高校卒業後に膝の手術を行う予定で、本格的なサッカーは高校まで。この日の試合前には同じく怪我と戦う応援団の選手たちから受けていたという。

「熱いメッセージを色々くれたので、その気持ちを持って戦いました。(決勝アシストは)本当に嬉しかったです。自分が結果を残したかったので良かったです」。ピッチに立つことのできない仲間の分も戦い、大仕事をしてのけた。

 全国大会へ向けては「自分はスピードしかない。全国でもきょうの最後のアシストしたような自分の縦突破からアシストしたいと思っています」と宣言。再び勝利に貢献して、支えてくれた家族や恩師、友人たちに恩返しする。

(文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

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