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[MOM3082]札幌U-18 GK山本透衣(3年)_見事なセービングに敵将も脱帽。完封勝利に導いて恩師との一戦へ

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札幌U-18のGK山本透衣(3年)が完封勝利に貢献

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.13 プレミアPO1回戦 札幌U-18 1-0 米子北 Eスタ]

 13日に行われた高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019プレーオフ1回戦、北海道コンサドーレ札幌U-18(北海道1)は米子北高(中国2/鳥取)にPKによる1得点を守り切る形で1-0と勝利を収めた。

「相手のGKが上手かったね」

 そう語ったのは敗れた米子北の中村真吾監督。後半に絶好機を掴みながらも見事なセービングに阻まれ続けたシーンを「もう少し冷静さがあれば」と言いつつ、同時に巧みに距離を詰めてシューターから選択肢と余裕を奪った札幌U-18のGK山本透衣(3年)の抜け目なさを讃えた。

 後半23分、立て続けに相手に決定的なシュートを打たれたこのシーンについて、山本は「あれは練習通り」と振り返る。「できるだけ距離を詰めてシュートコースを消すことだけを考えていた」というイメージ通りに体も動き、しっかりシャットアウトしてみせた。

 元より一発勝負となるプレミアリーグプレーオフについて山本は「自分が失点さえしなければ札幌が負けることはない」と考えていた。「相手の時間帯になったときも、ずっとみんなが体を張って守ってくれていたし、あとは自分もやるだけだった」と言う。

 もう一つのポイントだったセットプレーの守備に関しても果敢な飛び出しからパンチ一発で先に触って逃れるなど存在感を発揮。「ハイボールに対して飛び出してパンチしたりキャッチしたりというのは自分が得意とするプレー」と胸を張ったとおりの安定感だった。

 勝てば来季プレミアリーグ参入の決まる2回戦の相手は、関東の強豪・横浜F・マリノスユース(神奈川)。それだけでも燃えるシチュエーションだが、その横浜FMユースのベンチには、昨年まで札幌U-18の監督を務めていた川口卓哉コーチが座っている。

「川口さんに自分の成長した姿を見せたい。ゼロで抑えてプレミアリーグへ行く」

 札幌U-18の守護神は恩師とぶつかる運命の一戦を制し、最高の笑顔で1年を締めくくることを志す。

(取材・文 川端暁彦)
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