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都道府県予選決勝敗退も、活躍、個性光った選手たち48選(西日本編)

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長崎県予選で印象的な動きを見せた国見高FW中島大嘉(2年)

 第98回全国高校サッカー選手権は1月5日にベスト4が決まった。都道府県予選を勝ち抜いた選手たちが全国大会で躍動したが、ゲキサカでは各予選決勝敗退校の選手にも注目。編集部・吉田がチェックした各予選準優勝校から光った選手を一人ずつ、計48人ピックアップする。第2回は三重県~沖縄県までの西日本24選手を紹介。

海星高MF假谷竜也(3年)
「県決勝ではトップ下の位置でパスセンスの高さを発揮。相手の背後を突く好パスを繰り出し、同点のチャンスも演出した」
近江高MF池田海翔(3年)
「県予選9得点。県決勝では左サイドから斜めに切れ込むドリブルで先制点を演出。パンチのあるシュートも魅力」
洛北高DF伊藤颯真(3年)
「身体能力の高さを活かしたヘッドなどが魅力のCB。府決勝では頭部を負傷しながらも気迫の守りで京都橘を苦しめた」
阪南大高DF高木践(3年)
「下級生時から阪南大高の守備の中心を担ったボールハンター。身体能力に優れ、自分よりも10cm長身の選手にも競り勝つ」
県立西宮高MF小林遼生(2年)
「右サイドで見せる縦へのスピード、カットインからのシュートに注目。学力もとても高いという知性派のドリブラーだ」
一条高MF梅景俊輔(2年)
「視野広くボールをさばいたかと思えば、危険なゾーンに飛び込んでシュートも決める。センスあるレフティー」
和歌山南陵高FW江川公亮(3年)
「積極的に放つシュートと巧みなボールタッチからのドリブルで、DF百々昌良(3年)らとともに新鋭・和歌山南陵を牽引」

境高DF川上颯太(3年)
「米子北相手に終盤まで接戦を演じた立て役者。PAへ入ってくる相手の前に身体をねじ込み、ロングボールも確実に跳ね返した」
大社高MF藤原建(3年)
「的確なポジショニングでセカンドボールを回収。パスセンスも魅力。劣勢の中、諦めずに攻守両面で走り続けた姿も印象的」
玉野光南高FW岸本大雅(2年)
「県準決勝で作陽を大いに苦しめた俊足FW。スプリントを連発し、迫力のある動きでゴールへ迫る。守備も献身的」
瀬戸内高DF篤快青(3年)
「中国地方を代表する左SB。球際の強さと左足に注目。県決勝では劣勢の中でポジションを中盤中央に上げ、左足ミドルも」
西京高MF米田大和(2年)
「インターハイ優秀選手のMF前田唯翔(2年)に負けないインパクト。独力、またワンツーでサイドを突破し、決定機に絡んだ」
四国学院大香川西高FW町田大河(3年)
「先制された直後の投入だったが、チームにエネルギーをもたらす働き。2度追いも厭わず、推進力あるドリブルも」
徳島北高MF豊田雄也(2年)
「堅守・徳島市立相手に突破力を見せていたスピード系のドリブラー。左サイドからの仕掛け、クロスでチャンスを演出」
新田高MF三好凱斗(3年)
「県決勝で存在感ある動き。読みと寄せのタイミングに優れ、相手選手の前に潜り込んでセカンドボールを奪取。そして攻撃の起点に」
高知中央高GK杉浦渉平(3年)
「高速FWオニエ・オゴチュクウ・プロミス(3年)に注目が集まる中、安定感、闘争心でチームを支えた守護神。リーダーシップも◎」

東福岡高MF荒木遼太郎(3年)
「ケガでベストコンディションではなかったが、途中出場と同時に雰囲気をガラリと変えたのはさすが。キック精度に注目」
佐賀北高MF小野拓弥(2年)
「注目MF松岡郁弥(3年)の隣で存在感を放っていたボランチ。ボール奪取力、キック精度、パスセンス光る」
国見高FW中島大嘉(2年)
「県予選はスーパーサブ起用も、ピッチに入ると一際目立つ存在に。187cmの高さを活かしたヘッドとストライドの大きなランニングでゴールに迫る」
大津高FW宮原愛輝(2年)
「試合終盤に腰を捻りきって撃ったクロスバー直撃弾など、怖さがあった。来年はFW半代将都(2年)とダブルエースで全国へ」
柳ヶ浦高FW芝崎翼(3年)
「負傷を抱える中での決勝戦だったが、それでもフィジカルの強さを活かした縦突破など存在感。MF沖永智哉(2年)らとともに攻撃牽引」
宮崎日大高FW川野寛登(3年)
「184cmの大型FWは正確なサイドチェンジや縦へのフィード、キープ力にも長けた注目株。Jクラブも関心を寄せた力の持ち主」
出水中央高FW松山正利(3年)
「ショートカウンターからのフィニッシャー役を担った俊足FW。スピードのあるドリブルで神村学園を苦しめ、同点アシストも記録」
普天間高FW渡慶次悠作(3年)
「県予選3得点。普天間の得点源。厳しいマークをかいくぐり、1チャンスをモノにしようとしていた」
(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

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