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8試合ぶり先発の堂安律、PSV監督が明かす起用の理由は?「創造的で、ライン間でプレーできる」

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 PSVの日本代表MF堂安律は、8日のエールディビジ第26節フローニンゲン戦で8試合ぶりの先発出場を飾った。その理由を、エルネスト・ファベル監督が説明している。『Voetbal International』が伝えた。

 試合は16分、ヘンドリックスのアシストからダンフリースのゴールで先制に成功。その後はフローニンゲンがボールを支配する時間が続き、堂安も守備に追われる時間が増える。それでも、前半の1点を守り切ったPSVがクリーンシートを保ち、1-0で勝利。直近5試合で4勝目を挙げた。

 フローニンゲン時代にも堂安を指導したファベル監督だったが、12月に就任したPSVでのリーグ戦では初陣に先発させて以降、7試合で25分しか起用せず。なかなか信頼を掴むことができていなかった。そんな中、フローニンゲン戦でチャンスを与えた理由を以下のように説明している。

「堂安と(ノニ)マドゥエケは創造的で、ライン間でプレーできる。彼らはチャンスを得るのにふさわしい。トレーニングで自分自身を証明してきたからね」

 そして、17歳のマドゥエケには「ノニはPSVの未来だ。10日に18歳になる。まだまだ多くの成長があるだろうね」と語っている。

一方、堂安とマドゥエケが先発したことにより、ベンチスタートとなったブルマについてもコメント。「彼を望んでいないわけではないが、競争のあるグループではどう進んでいくのか理解している。彼は自分自身を証明しなければならない」と奮起を促した。

 この試合では、チーム最多となるポゼッション回復(9)やチーム2位のタックル数(3)、クリア数(2)を記録するなど、主に守備面での貢献が大きかった堂安。練習でのアピールにより、着々と定位置確保に近づいているようだ。

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