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00~09年のインハイ茨城県代表成績_公立の鹿島が05年に大躍進、全国3位に

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08年の鹿島学園高FW三橋隼斗(元山口)は青森山田高戦で決勝点

[2000~2009年のインターハイ茨城県代表校成績]

 2000年~09年の10年間のインターハイ茨城県代表では、公立の鹿島高が印象的な活躍を見せている。鹿島やC大阪でJ通算235試合に出場したDF石神直哉が10番を背負っていた02年大会で初出場。開催県第1代表として出場した鹿島は、名東高(愛知1)を1-0で下し、初勝利を飾った。そして、2回目の出場となった05年大会では、ともに大会優秀選手に選出されたMF関直也主将や2年生MF浦田祐輝(ともに現鹿島さわやかFC)らの活躍で躍進。守備意識高く、鋭いカウンターを連発した鹿島は滝川二高(兵庫)や國學院久我山高(東京2)を破って全国3位に食い込んだ。

 鹿島学園高は03年大会で初出場。DF阿渡真也(現ラインメール青森FC)やMF安藝正俊(現沖縄SV)を擁した08年大会ではFW三橋隼斗(元山口)の決勝点で青森山田高(青森)を破るなど、3回戦へ進出している。伝統校の水戸商高はその後フットサル日本代表にも選出されたGK檜山昇吾(現シュライカー大阪)がゴールを守っていた09年大会などに出場したが、04年大会初戦で同年度の選手権優勝校・鹿児島実高(鹿児島)にPK戦で敗れるなど、この10年間は初戦突破をすることができていない。

 その他、公立校・境高が、地元インターハイの行われた02年1回戦で松山工高(愛媛)とのPK戦を制し、91年以来となる1勝。06年には水戸葵陵高が初出場、00年には水戸短大附高(現水戸啓明高)が2度目の出場を果たしている。

以下、00~09年のインターハイ茨城県代表校成績 ※()内は出場回数

[2009年]
代表校:水戸商高(21)
1回戦 0-3 米子北高(鳥取)

[2008年]
代表校:鹿島学園高(3)
1回戦 3-1 高知中央高(高知)
2回戦 1-0 青森山田高(青森)
3回戦 1-4 鹿児島城西高(鹿児島)

[2007年]
代表校:鹿島学園高(2)
1回戦 1-3 各務原高(岐阜)

[2006年]
代表校:水戸葵陵高(初)
2回戦 0-3 日章学園高(宮崎)

[2005年]
代表校:鹿島高(2)
1回戦 2-1 境高(鳥取)
2回戦 3-2 滝川二高(兵庫)
3回戦 2-0 芥川高(大阪2)
準々決勝 2-1 國學院久我山高(東京2)
準決勝 1-3 那覇西高(沖縄)

[2004年]
代表校:水戸商高(20)
1回戦 0-0(PK4-5)鹿児島実高(鹿児島)

[2003年]
代表校:鹿島学園高(初)
1回戦 1-1(4-5)岐阜工高(岐阜)

[2002年]
第1代表校:鹿島高(初)
2回戦 1-0 名東高(愛知1)
3回戦 0-3 国見高(長崎)

第2代表校:境高(3)
1回戦 2-2(PK5-4)松山工高(愛媛)
2回戦 1-4 多々良学園高(山口)

[2001年]
代表校:水戸商高(19)
1回戦 0-1 岐阜工高(岐阜)

[2000年]
代表校:水戸短大附高(2)
2回戦 0-4 滝川二高(兵庫)

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