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U-19代表の定位置奪取、「小さい頃から」の目標・世界大会へ。SBバングーナガンデ佳史扶がこだわる一本の質

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DFバングーナガンデ佳史扶(FC東京)はU-19日本代表候補合宿で1本1本の質にこだわりながら、トレーニング

 AFC U-19選手権ウズベキスタン2020(10月)へ向けて千葉合宿中のU-19日本代表候補は合宿2日目の12日、午前午後の2部トレーニングを行った。午後はGKを含めた6対6プラスフリーマンやサイドの崩し、クロスからのシュート練習などのメニュー。合宿初日同様13名のメンバーが時に笑顔も見せながら、良い雰囲気の中で1本1本の質にこだわってプレーしていた。

 DFバングーナガンデ佳史扶(FC東京)は、2日目のトレーニング後にオンラインで取材対応。「今回の合宿は初めてのメンバーが半分くらいいて、最初コミュニケーションが上手く取れないかなと思っていました。でも、1日目から良い雰囲気で練習できていて、今日なんかはめっちゃ笑顔で良い雰囲気でできていました」と振り返る。

 バングーナガンデはU-19日本代表のSBのレギュラー候補の一人だ。攻撃面を特長とするDFは、この日最後のメニューだったクロスも一本一本確認しながら配給。「チームでもU-23の監督のテツさん(長澤徹コーチ)と居残りでクロス練習をさせてもらっているのですが、そういうところでクロスが最近自分の武器というか。『一本一本にこだわれ』とテツさんからも言われているので、今回もやっていこうと思っています」とこだわる理由について説明した。

 U-19日本代表は、AFC U-19選手権でFIFA U-20ワールドカップインドネシア2021への出場4枠を獲得すること、アジア制覇することが目標だ。バングーナガンデは世界大会出場への思いを口にする。「小さい頃から世界大会に出たいというのが自分の第一目標でした。そのチャンスが目の前にあるので、このチャンスを絶対に掴んでメンバーに入って、ワールドカップに行けるようにしたいです」。まずは同年代との才能との競争を勝ち抜くことを考えている。

 6対6の練習ではDF半田陸(山形)と激しくボールを奪い合い、その後笑顔を見せ合うシーンがあった。同年代の選手たちとの競争に対するモチベーションは非常に高いという。「日頃からFC東京で高いレベルの中で緊張感のあるトレーニングをやらせてもらっているのですが、同年代だとより負けたくないですし、同年代の中でもレベルの高い選手が集まってきています。自分の普段いるチームと違った緊張感や楽しさがあるので、良い刺激を周りからもらえていると思います」と微笑んだ。

 FC東京では、17年のU-17ワールドカップを経験したMF平川怜や、17年U-20ワールドカップを経験しているFW田川亨介から世界大会についての話を聞いたりしているのだという。東京オリンピック出場を目指している彼らから刺激を受けられる環境にあることもプラスに。自分もFC東京、U-19日本代表でアピールを続けるだけだ。「アジア予選まであと2か月、3か月くらいしかないので、食い込んでいけるようにアピールして、チーム作りに貢献していきたいと思います」。U-19日本代表候補は部屋の行き来禁止などの新型コロナウイルス感染予防対策が宿舎内でも実施されており、コミュニケーションを高めるのは難しい状況。ピッチの中で情報を最大限共有しながら、自分の持ち味を発揮してチャンスを掴む。

(取材・文 吉田太郎)

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