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鹿島が5連勝でシーズン折り返し! エヴェ&土居で前半2発、清水は400勝王手のまま6連敗

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[9.12 J1第16節 清水1-2鹿島 アイスタ]

 J1リーグは12日、第16節を各地で行い、鹿島アントラーズ清水エスパルスを2-1で破った。今季加入したエースFWエヴェラウドが今季10ゴール目を記録。鹿島が今季初の5連勝を果たし、開幕4連敗から始まったシーズンを8勝3分6敗で折り返した。

 ともに前節から中2日での一戦。J1通算400勝に王手をかけたまま5連敗中の清水は前節の広島戦(●1-4)から先発6人を入れ替え、DF岡崎慎、DF金井貢史、MF河井陽介、MF中村慶太、MF鈴木唯人、MF金子翔太を起用した。対する鹿島は前節の仙台戦(○2-1)で3年ぶりの4連勝を達成。先発4人を変更し、DF町田浩樹、DF杉岡大暉、MFレオ・シルバ、MF和泉竜司を入れた。

 立ち上がりこそホームの清水が一方的にボールを保持し、敵陣ハーフコートで試合を進めていたが、GK沖悠哉の好セーブもあってなかなか決め切れずにいる中、徐々に鹿島が主導権を奪回。鹿島は前半25分過ぎから立て続けにシュートを放つと、直後に先制点が入った。

 前半29分、岡崎のパスを敵陣で杉岡が奪ってカウンターをスタートさせると、アラーノがつないでゴール正面のレオ・シルバにパス。レオ・シルバはミドルシュートも狙える状況からワンタッチで縦に出すと、絶妙な反応を見せたエヴェラウドがGKのタイミングを外したトーキックで落ち着いて流し込んだ。エヴェラウドはこれで来日10ゴール目。

 勢いを強めた鹿島はさらに前半32分、鹿島はDF宮本航汰の浮き球パスをDF犬飼智也が高い位置で奪うと、エヴェラウドの横パスを和泉がノールックで後方に落とし、フリーで待っていた土居がシュート。正確なタッチでゴール右隅を射抜き、瞬く間に2点のリードとなった。清水は自陣での不用意なパスミスから窮地に転落。鹿島は35分にも土居が左ポストに当たるシュートを放つなど、攻め続けるままハーフタイムを迎えた。

 後半スタートも清水が優勢。6分、左サイドを駆け上がったMF中村慶太のクロスをファーのMF金子翔太が胸で収めて右足で狙ったが、人数をかけて守る鹿島守備陣がしっかり阻む。すると15分にはまたしても不用意なパスからボールを奪われ、和泉の突破を許すと、エヴェラウドの連続シュートであわや失点という場面を招いた。

 それでも後半31分、清水は河井とFWカルリーニョス・ジュニオに代えて2種登録の18歳MF成岡輝瑠とFWティーラシン・デーンダーを入れると、3分後にスコアを動かした。右サイドでスローインを受けた鈴木がターンして中央にパスを出すと、ティーラシンがペナルティエリア右からシュート。犬飼の股を抜いたボールがゴールマウスに吸い込まれた。ところが反撃はここまで。後半アディショナルタイムに放った成岡のシュートは枠を外れ、鹿島が2-1で勝利した。

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