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一体感示した新潟明訓。長岡JY FC出身のCB竹内豊主将はよりチームをまとめて打倒・帝京長岡へ

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新潟明訓高CB竹内豊は打倒・帝京長岡高へ闘志を燃やす

[9.13 プリンスリーグ北信越第2節 帝京長岡高 2-0 新潟明訓高 帝京長岡高G] 

 敗れたものの、新潟明訓高はベンチ含めて活気があった。序盤から控え選手たちが試合に入って、ピッチの選手たちへ積極的な声がけ。今年4月に就任した坂本和也監督は「良いチームというのは結局、ベンチからサブの選手が試合に入っていくというか、11人だけじゃなくてここの選手が声を出したりするというのがやっぱりかなり大きな力だと思うんですよね」と説明していたが、新潟明訓はピッチ、ベンチも含めたトータルの力で昨年度選手権4強・帝京長岡高と好勝負を演じていた。

 ピッチではリーダーのCB竹内豊(3年)や司令塔のMF藤田梢紘(3年)がゲームをコントロール。今年、帝京長岡からプロ入りしたMF谷内田哲平(現京都)、FW晴山岬(現町田)、DF吉田晴稀(現愛媛)同様長岡JY FC出身の彼らは技術力が高く、チームを落ち着かせていた。

 そして、「ソロで持っていける選手が前線に揃っている」(坂本監督)というように、FW内藤大夢(2年)やFW斎藤悠吾(3年)というスピードのある選手も活用。ショートカウンターも含めてシュートシーンを作り出していた。

 だが、ゴール前の精度を欠くなど無得点。また、流れの良かった後半、敵陣でのスローインでボールを失い、そこからの速攻で先制点を献上するなどわずかな隙が敗因となってしまった。竹内は、帝京長岡相手の敗戦に「自分も一番意識している相手なので結構きています、悔しさが。かなり悔しいですね」と唇を噛んだ。

 今年の新潟明訓の3年生は前向きな選手が多く、一体感のある世代。新型コロナウイルスの影響による活動自粛期間も意識高く、再開を目指してきたという。竹内は「オンライントレーニングとか、自分たち数人で集まってボール蹴ったり、しっかり高い意識、高いモチベーションで取り組めたのでそこは良かったです」と振り返る。

 そして、「この3年生はみんな結構仲が良くて、明るい選手が多いので、そこをもっと今でも出ているんですけれども、もっと一つにまとまれば」と要求。より一体感を出すために「もっと自分が引っ張っていかないと。プレー面もそうですし、声も必要」と主将の自分がよりチームを引っ張っていくことを誓っていた。

 竹内の打倒・帝京長岡への思いは特別だ。長岡JY FCの主力は系列の帝京長岡へ進学するケースが多いが、竹内や藤田、怪我明けの俊足FW反町太郎(3年)は新潟明訓を進路に選んだ。竹内は「帝京には勝つと決めて明訓に入ったので、まだリベンジする機会があるので、できるように頑張ります」と宣言。盛り上げる声と身体を張った守備、フィード力でチームの柱を担う竹内は、よりチームの一体感を高めて新潟明訓の力を引き上げる覚悟だ。そして、宿敵を倒し、今年は自分たちが全国で輝く。

(取材・文 吉田太郎)
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