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「5回手術してるんで」G大阪GK東口順昭、J1通算300試合到達にしみじみ

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[9.27 J1第19節 広島1-2G大阪 Eスタ]

 大怪我を乗り越えての節目到達となる。J1通算300試合出場は通算111人目となるが、GKの到達は7人目。ガンバ大阪の日本代表GK東口順昭(34)は、「達成できたのは自分一人の力ではないと改めて感じている」としみじみと振り返った。

 東口は2009年にアルビレックス新潟でプロ生活をスタート。プロ12年間をすべてJ1で過ごしているが、デビュー当初は怪我による長期離脱を繰り返した。2011年には試合ではなく、ファン感謝イベントで前十字靭帯を痛めてしまうなど、不運も重なった。

 ただ2014年にG大阪に移籍して以降は、18年に右頬骨と右眼窩底を骨折したことはあったが、それ以外に大きな離脱をすることなく、ここまでやってきた。

「5回手術しているので、よく300に行けたなと思います」と振り返った東口。ただ「それがなければ今の自分はなかった」と話すと、「しょうがない怪我もありましたが、自分の精神的に未熟なところで怪我をしたこともあった。自分を律することを怪我で教えてもらえた」と過去への“感謝”を語る。

 上には上がいて、GKのJ1通算出場記録は18年限りで現役を引退した楢崎正剛さん(元名古屋)の631試合。東口でさえ、まだ半分にも到達していない大記録だ。それでも「もちろん近づけるように頑張りたい」と意欲的に話した東口は、「次は400ですかね」と1試合1試合の積み重ねを強調した。

GKのJ1通算出場数ランキング
1、楢崎正剛 631試合
2、曽ヶ端準 533試合
3、西川周作 475試合
4、川口能活 421試合
5、土肥洋一 341試合
6、西部洋平 312試合
7、東口順昭 300試合
※27日現在 

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