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奥埜、豊川が揃って2発! C大阪が“お得意様”横浜FM相手に14戦無敗&5連勝

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FW奥埜博亮(写真中央)

[10.17 J1第23節 C大阪4-1横浜FM ヤンマー]

 J1リーグは17日、第23節を行い、セレッソ大阪横浜F・マリノスを4-1で破った。MF坂元達裕のドリブルで相手守備陣を切り裂くと、FW奥埜博亮とFW豊川雄太が揃って2ゴール。C大阪は昨季王者の横浜FMを相手に2012年から14戦無敗(9勝5分)が続いており、直近成績では5連勝となった。

 互いに前節から中2日での連戦。ホームのC大阪は湘南戦(○1-0)から1人入れ替え、MF藤田直之に代わってDF瀬古歩夢が入った。一方の横浜FMはG大阪戦(△1-1)から3人を変更。DF小池龍太、MF渡辺皓太、MF和田拓也が外れて、DF松原健、MF喜田拓也、FW前田大然が起用された。

 試合は前半10分、C大阪が早くも先手を取った。右サイドでボールを持った坂元が十八番の切り返しからDFティーラトンを振り切ると、左足で低く鋭いクロスを配給。4人の攻撃陣がエリア内に入っていたことで横浜FM守備陣は十分な対応ができないまま、ややファーサイド寄りでジャンプしたが頭で押し込んだ。

 ビハインドとなった横浜FMもその後、敵陣ゴールネットの損傷による試合中断や飲水タイムを使って持ち直し、徐々にチャンスの数が増加。前半40分ごろにはMF扇原貴宏やMFマルコス・ジュニオールが惜しいシュートを放つと、44分にはFWエリキがFWジュニオール・サントスとのパス交換からネットを揺らした。だが、これはオフサイドの判定。ゴールは認められず、1点差のままハーフタイムを迎えた。

 後半のスタートは一進一退。それでもC大阪は後半21分、MF木本恭生とFWブルーノ・メンデスを下げてMF藤田直之と豊川を投入すると、直後にスコアを動かした。右サイドを攻め上がったDF片山瑛一のアーリークロスをMF清武弘嗣が頭で落とし、このボールは味方に合わなかったが、角度のないところで拾った奥埜がクロスを上げると見せかけニアを撃ち抜くシュート。これでネットを揺らし、リードを2点に広げた。

 さらにC大阪は後半26分、片山からの裏へのパスに豊川が反応すると、飛び出していたGK梶川裕嗣の背後を突くループシュート。これがネットに吸い込まれ、豊川にとって日本復帰後初のリーグ戦ゴールが決まると、豊川は35分にも奥埜のスルーパスからダメ押しゴールを沈めた。

 横浜FMは後半アディショナルタイム、ティーラトンからのクロスを古巣対戦となったMF水沼宏太が頭で決めてようやく1点を返したが、試合はそのまま終了。横浜FMは昨季に続き、今季もC大阪を相手にシーズンダブル(2戦2敗)を喫した。

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