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[天皇杯]決勝弾の本山「“ここは”と思っていた」

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[12.29 天皇杯準決勝 川崎F 0-1 鹿島 国立]

 背番号10の右足が鹿島を5年ぶりの決勝へ導いた。0-0で迎えた後半27分、GK曽ヶ端準(28)のゴールキックをFW田代有三(25)が競り、DFがクリアし切れなかったボールに反応したMF本山雅志(28)が、右足で豪快なダイレクトボレーを叩き込んだ。「11冠」に王手となる値千金の一撃に本山は「よかったです。前半からチャンスを決めきることができなかったので、“ここは”と思っていた。(天皇杯は)絶対獲りたかったし、決勝までの期間がないのでしっかり調整したい」と7年ぶりとなる天皇杯奪取へ意気込んでいた。

(取材・文 吉田太郎)

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