beacon

手術した古傷再発のバルサB安部裕葵「落ち込めなかった」…「2人は連絡してこないで」と日本人選手に言及も

このエントリーをはてなブックマークに追加

再び負傷離脱を余儀なくされたFW安部裕葵

 バルセロナのBチーム(スペイン3部)に所属するFW安部裕葵が16日、自身のインスタグラム(@hiroki.abe_official)を更新し、負傷後の心境などをつづった。

 安部は13日の第9節エスパニョールB戦(○2-1)で6試合ぶりにベンチ入りし、後半29分に投入されて約1か月ぶりの試合復帰を果たしたが、わずか3分で負傷交代。クラブは16日、安部が再び右足大腿二頭筋を負傷したことを発表した。

 右足大腿二頭筋は今年2月に断裂し、手術を受けた箇所でもある。長期のリハビリを乗り越えて今季開幕に間に合わせたものの、11月のトレーニング中に同箇所を負傷。エスパニョールB戦の招集リスト入りは、試合当日に医師から回復したとの告知を受けてのものだったが、またしても同じ箇所に怪我を負ってしまった。

 クラブからの負傷発表後、インスタグラムを通じて英語で「傷を知恵に変えろ。今は、手にしていないことを考える時ではない。手にしていることで何ができるかを考えろ」と、自らを鼓舞するようにコメントしていた安部。16日の投稿では気持ちを切り替え、前向きにリハビリへ向かう様子をうかがわせている。

「落ち込む予定でしたが、周りの方々が沢山笑わせてくるので、落ち込めませんでした笑」

 周囲からの励ましの言葉に「皆ありがとう」と感謝を示した安部は「でも、2人は連絡してこないでください。少しは心配しろ」と、鹿島時代のチームメイトであるシントトロイデンのFW鈴木優磨(@yuma.suzuki.9)とポルティモネンセのDF安西幸輝(@kouki.anzai_official)のアカウント名を挙げて“ツッコミ”。この1年間で度重なる負傷に悩まされた21歳FWは「来年こそはサッカーやらせて笑」と本音ものぞかせた。

●海外組ガイド
●ラ・リーガ2020-21特集

TOP