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[NEW BALANCE CUP]1年生台頭、センターライン安定の帝京は準優勝。MF押川「“裏”じゃなくて、表の選手権で」

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特に守備面での健闘が光った帝京高の1年生MF押川優希

[1.6 NEW BALANCE CUP決勝 帝京高 0-2 静岡学園高 時之栖裾野G]

 東京の名門、帝京高は決勝で1年生7人が先発。入りの悪かった立ち上がりに失点し、その後も静岡学園高にボールを握られる展開となったが、相手のドリブルにしっかりと付いて行き、複数でボールを奪う守備で対抗した。

 0-2で迎えた後半は「相手はドリブルが上手いのでそこで自分が取れれば味方にも勇気がつくかなと思って、そこは自分が本当に頑張ろうと思ってできたので良かったです」というMF押川優希(1年)らが中盤でボールを奪い返して攻撃に繋げるなど、攻守ともに質が上がり、MF狩野隆有(2年)のクロスから決定機も作り出した。

 結果は0-2で敗れたが、「2021 NEW BALANCE CUP」(通称:裏選手権)は同じプリンスリーグ関東に所属する前橋育英高をPK戦で破るなど、4日間で7試合の真剣勝負を行うことができた。決勝もU-16日本代表候補左SB入江羚介(1年)ら複数の主力候補を欠く中で健闘し、日比威監督は「この子たちにとって良い経験」と前向き。特に押川、CB荻野海生(2年)、CB藤本優翔(1年)、GK岸本悠将(2年)のセンターラインが「かなり安定してくれている」と評価していた。

 押川は1年生チームのリーダーとしてU-16全国大会出場に大きく貢献。Aチームでも存在感を発揮できるようになってきている。「自分が一番声を出せるように頑張っています」というMFは、「厳しい練習があったり、たくさん試合をやらせて頂いてそこで確実に自分も含めて全員強くなれているのかなと思います。(個人としては)最近(ボールを)取った後に失うことが多かったんですけれどもそこが改善できた」とプレー面でも進化。今年は中心選手としてAチームの勝利に貢献する意気込みだ。

 今回の“裏選手権”は次に繋がる準優勝。今年の目標を「帝京という名前があるので、“裏”じゃなくて、表の選手権で(第100回大会の会場候補と言われている)国立まで行けるように全員でやりたいと思っています。選手権の全国大会で優勝したいです」と掲げた。近年は都大会であと一歩の敗戦が続いているが、今年こそ全国切符を勝ち取り、日本一に挑戦する。

(取材・文 吉田太郎)

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