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藤枝東は静岡準優勝。MF恒岡主将は理想の選手像に近づき、「全国出て、全国獲る」の目標達成へ

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藤枝東高のMF恒岡大雄主将が相手の守りを剥がして前進

[2.23静岡県高校新人大会決勝 静岡学園高 2-0 藤枝東高 草薙陸]

「練習からしっかりと取り組んでいきたいと思っています」。藤枝東高のMF恒岡大雄主将(2年)は敗戦を素直に受け止め、練習を重ねることを誓っていた。

 県新人戦2連覇中の藤枝東は今大会、6試合全てで先発をチェンジ。多くの選手が経験を積みながらファイナルまで勝ち上がった。決勝では追い風だった前半に切り替えの速さで静岡学園高を上回ってペースを握り、恒岡や10番MF前島陵汰(2年)、MF出水志耀(1年)中心にボールを保持。ストロングポイントであるMF川口大介(2年)とMF中村朔良(1年)の突破力を活かしてゴールへ迫った。

 だが、恒岡は「もっとゴールに向かって、シュートの本数で言ったら前半も全然打てていないですし、ああいう良い時にもっと持っていけないと」と首を振る。押し込まれた後半に2失点。それでも、小林公平監督が「だいぶ前向きですね」と語ったように、チームにとって次に繋がる大会となったようだ。

 恒岡は、準決勝で負った怪我を考慮されて0-0の後半14分に途中交代。ピッチを去るまでは、静岡学園のプレッシャーの中でもボールを動かす力や時間を作る力を示していた。ただし、本人は「もうちょい高い位置でボールを持った時にはどんどん狙っていきたい」。この日はシンプルなプレー中心だったが、スルーパスやミドルシュートで試合を決める力も有するだけに膠着した展開などではより積極的に前に出て行く構えだ。

 ピッチの至るところに顔を出して、ボールに係わってチャンスメークし、相手のチャンスを消すプレーヤーが理想像。鋭い読みも特長だが、「もっと運動量を出して、試合の流れを読めるというか、全体的にみんなのプレーを見渡せるような選手にならないといけない」と意気込んでいる。

 理想像に近づき、チームを勝たせて上のステージへ。1学年上の主将で、同じC大阪U-15出身のCB稲葉楽(3年)の金沢入りは「だいぶ刺激になりました」という。その恒岡が、チームメートと努力を続け、勝負の3年目に個人としての進化と「全国出て、全国獲る」という2つの目標を達成する。

(取材・文 吉田太郎)

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