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苦しむ王者リバプール…ロバートソンは現状を飲み込む「過去にすがることはできない」

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苦境に立たされるリバプール

 昨季プレミアリーグ王者のリバプールは4日の第29節・チェルシー戦で0-1の敗戦。無類の強さを誇った本拠地アンフィールドでクラブ史上初の5連敗を喫した。DFアンドリュー・ロバートソンはトップ4から陥落している現状について「過去にすがることはできない」と口にしている。英『BBC』が伝えている。

 前節は敵地で5試合ぶりの白星を手にしたリバプール。しかし本拠地での勝利から遠ざかっており、今節もチェルシーに敗れてしまった。前半42分にMFメイソン・マウントの一撃を受け、0-1で試合終了。昨シーズンは2位と18ポイント差で優勝した王者は1月にバーンリーに敗れるまで、ホームリーグ戦68戦無敗を記録していたが、ここにきてまさかの5連敗を喫した。

 ロバートソンは『スカイスポーツ』に「昨シーズンのことはもう終わったことだ」と語る。「僕らはいま、リバプールというチームがあるべき姿に近づけていない。さらに順位を落としてしまっている。十分だとは言えない」と不調を認め、これからの戦い方に言及する。

「残り試合数も少なくなってきている。僕らより下のチームに対してはプレッシャーをかける必要がある。人々は、僕らが低迷していると思うだろう。そうではないことを示すために、結果を出さなければならないが、今のところそれができていない。過去にすがることはできない」

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