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“飲水タイムなし”という決断…広島・城福監督「連続したサッカーを見せたい」試合前に横浜FMと合意

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[3.7 J1第2節 横浜FM3-3広島 日産ス]

 3-3の打ち合いとなった横浜F・マリノスサンフレッチェ広島の一戦では、水分補給用の飲水タイムが取られなかった。試合後、広島の城福浩監督が「サッカーを長くしたいという思いがあった」と両チームで事前協議があったことを明かした。

 Jリーグでは新型コロナウイルスの影響を受けた昨季の中断明け以降、前後半の20〜25分ごろにそれぞれ1分間の飲水タイムを設けている。感染拡大防止のためピッチ脇の給水ボトルの数が制限されている中、選手たちが十分な水分補給をできるよう配慮した措置だ。

 一方、飲水タイムの導入によるデメリットもある。中断のたびに試合の流れが止まってしまい、サッカーの魅力が損なわれるという問題だ。そのためJリーグでは今季から、気温や湿度によって算出されるWBGT値が一定基準以下の環境に限り、両チームの合意があれば飲水タイムを設けないことが可能となっている。

 7日に行われたJ1第2節の横浜FM対広島戦では、この規則どおり、両チームの事前協議で飲水タイムを取らなかった。城福監督は「われわれもマリノスも給水タイムがいらないと考えた。アクチュアルプレーイングタイムを長くしたい、サッカーを長くしたいという思いがあって、給水タイムを取らなかった。連続したプレー、連続したサッカーを見せたい思いが一致した」と意図を明かした。

 試合は広島が前半27分までに2点を先取し、3-1でハーフタイムを迎えたが、後半は横浜FMが2点を奪い返して3-3の引き分けで終了。両チームともにシュート数二桁を記録した打ち合いの裏には、サッカーの魅力を高めるための配慮もあったようだ。

(取材・文 竹内達也)
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