日本サッカー協会(JFA)は13日、6月11日にノエビアスタジアム神戸で行うキリンチャレンジカップで、日本代表がセルビア代表と対戦すると発表した。

　FIFAランキング25位のセルビアは、今年3月より同国のレジェンドであるストイコビッチ氏が監督に就任。3月24日に行ったW杯予選のアイルランド戦で勝利して初陣を白星で飾ると、同27日のポルトガル戦は引き分け、そして同30日のアゼルバイジャン戦に競り勝ち、2勝1分のスタートを決めていた。

　ストイコビッチ監督は現役時代、J1名古屋でプレー。その華麗なプレースタイルから“ピクシー”の愛称で親しまれ、引退後も名古屋で監督を務めるなど、日本でも抜群の知名度を誇っている。新型コロナウイルス感染症の影響で観客の入場は現時点で未定だが、ピクシーの“凱旋試合”に注目が集まりそうだ。試合の模様はフジテレビ系(一部地域除く)にて全国生中継される。

　なお、セルビアサッカー協会(FSS)の公式サイトによると、6月7日にもセルビア代表は、兵庫県三木総合防災公園でジャマイカ代表と親善試合を行うという。ジャマイカは同3日に札幌ドームで日本代表とキリンチャレンジカップを戦う。