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林大地は“求めていたとおり”のアタッカー。シントトロイデン監督、U-24日本代表FWの獲得に満足

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海外移籍を果たしたFW林大地

 ベルギー1部シントトロイデン率いるベルント・ホッラーバッハ監督がU-24日本代表FW林大地を歓迎。自身が求めていたようなアタッカーだと語った。

 シントトロイデンは今月8日、24歳の林のシントトロイデンへの完全移籍に関してJ1サガン鳥栖と合意に至ったことを発表。そして20日、クラブはアタッカーが現地でメディカルチェックを通過し、契約にサインしたことを報告した。

 今夏、強化がなかなかスムーズに進まず、その現状に苦言を呈していたホッラーバッハ新監督だが、これで念願の攻撃陣の補強が実現。ベルギーでの労働許可書はまだ発行されておらず、実際にプレーする姿は確認できていないもののドイツ人指揮官はJリーグや東京五輪のビデオ資料から好印象を受けたようだ。

 ベルギー『voetbalbelgie』が紹介したコメントによれば、同監督は「うちにはボールを(裏に)プレーする選手が何人かいるので、私は裏を突くプレーヤーを求めていた。ハヤシはそれができる」と満足の様子。「彼はチームのためにスペースをつくり出せる。必要なスピードを持ち合わせ、エネルギッシュなプレーヤーで、強力なプレスをかけることが可能だ」とも期待を膨らませている。

 ホッラーバッハ監督はまた、林にとって初の海外挑戦となることについては「新しい大陸に移るのだから、適応するための時間が多少必要となるかもしれない」とも言及。一方、労働許可書はジュピラー・プロ・リーグ第6節セルクル・ブルージュ戦に臨む28日までに発行されるかもしれないと指摘する『voetbalbelgie』はその後インターナショナルブレイクに入るため、その2週間を同胞のチームメイトたちに相談しながらなど新たな環境に馴染むために利用できると見るようだ。

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