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38歳D・アウベス、バルセロナ入団会見「髪の量は減ったが戦う意欲は変わらない」

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入団会見に臨んだDFダニエウ・アウベス

 バルセロナは17日、DFダニエウ・アウベスの入団セレモニーを行った。

 38歳という年齢で古巣バルセロナに復帰を果たしたD・アウベス。カンプ・ノウでは1万378人のサポーターが、クラブ史上最高の右サイドバックと名高い選手の帰還を祝福した。

 ピッチでのお披露目の後、記者会見に臨んだD・アウベスは、年齢を重ねても一向に衰えないものとして「意欲と戦いの精神」を挙げている。

「僕たちの人生では様々なことが変化していく。その中で変わらないものがあるとしたら、それは自分が求めているものに向けた意欲と戦いの精神だ。僕は髪の量こそ少し減ったが、胸に秘めている意欲は何ら変わっていない」

「このクラブ、歴史、カラーを代表するという意味を僕は知っている。ピッチ内外で貢献するという意味も。僕たちはハーモニーをつくり出していかないと。それと、これだけ多くのタイトルを獲得してきたから、人々を悪い意味で慣れさせてしまったのかもしれないね。僕たちは全員で挑戦に臨まなくてはいけない。全員が同じ方向を向いていれば、船はより早く目的地にたどり着くはずだ」

 1月から公式戦でプレー可能となるD・アウベスの基本給は、チーム最低額とも報じられている。

「クラブを助けることを義務とは感じていない。そうではなくて、喜びなんだよ。会長はシャビに決断を委ねて、シャビは僕を戦力に加えると言ってくれた。望むものを手にしたならば、いくらもらえるとかはどうだっていいさ」

「僕は家族も養っていかなくてはならないが、今はそうしたことを考えるときじゃない。バルサを助けなくてはいけないんだ。バルセロナから連絡をもらえれば、そのほかのことは二の次になる。僕たちはバルサが上位に位置するため、トロフィーを掲げるため、パレードをするために戦っていきたい」

 なお、これまでバルセロナで20番、2番、22番、そしてシャビ・エルナンデス監督の現役時代の番号である6番をつけてきたD・アウベスは、今回は現ヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタの背番号として有名な8番をつける。

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