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宿敵のとの大一番、先発は古橋亨梧orギアクマキス?セルティックOB「自分の言うことが信じられないが…」

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セルティックのFW古橋亨梧

 元セルティックのクリス・サットン氏は、古橋亨梧よりもギオルゴス・ギアクマキスをレンジャーズ戦で先発させるべきだと主張した。

 2シーズンぶりのスコティッシュ・プレミアシップ優勝へ近づくセルティック。残り4試合となった中、5月1日に勝ち点6ポイント差の2位につける宿敵レンジャーズとの“オールドファーム”を迎える。

 優勝を懸けた大一番を迎える中、現地メディアやファンの間では長期離脱から復帰した古橋とギアクマキスのどちらを起用すべきかとの議論が巻き上がっており、先日にアンジェ・ポステコグルー監督は両選手を同時に起用することは可能だとの見解を示していた。

 しかし元セルティックのサットン氏は、イギリス『デイリー・レコード』の中で「ポステコグルーにとってとても大きな決断だ。しかし私が決断できるのなら、ギアクマキスを選ぶ」と話し、その理由を続けた。

「キョウゴはこのクラブに加入して以降絶対的なスターになったから、このようなことを自分が言っていることが信じられないね。この日本人ストライカーはシーズン前半戦は電撃的なフォームで、4カ月ぶりの先発復帰戦ではチームをタイトルに近づけるスマートなゴールをマークした」

「しかし、年が変わってからのレンジャーズとの対戦や対セルティックへのアプローチを考えると、ギアクマキスをセンターフォワードとして起用すべきではないのかと考えさせられる」

 さらに、勝利したリーグ戦でのレンジャーズ戦2試合でギアクマキスの存在が光ったことにも触れたサットン氏は、「彼はキョウゴよりも優れた選手なのか? 答えはノー。彼には技術面での才能があるわけではない。しかし、これはパズルを完成させるためにピースを探すようなものだ」と話し、古橋の起用法についても自身の見解を述べた。

「ポステコグルーは今シーズン最初のレンジャーズ戦で、キョウゴをサイドで起用したことが間違いだと認めた。ライプツィヒ戦で厳しい戦いを強いられたレンジャーズ相手に、相手のディフェンスラインで仕事のできる前田大然とギアクマキスを60分間起用し、そして疲れた終盤にキョウゴを投入することもオプションだ」

「それでも、ポステコグルーはキョウゴをスタートで起用すると思う。ハムデンでの一戦以降、彼はよりプレー時間を得たし、レンジャーズを苦しめることができると思う。ここではっきりさせよう。私はキョウゴの大ファンで、ほとんどの試合で彼をギアクマキスよりも選ぶだろう。しかし、私はレンジャーズとの過去3試合を見て私の考えを話したまでだ」
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