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千葉は危機感なく公式戦6戦勝利なし(千葉vs札幌)

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[4・16 ナビスコ杯第3節C組 千葉0-0札幌 フクアリ]

 千葉が最後まで攻めあぐねた。シュート数は12対10。ボール支配率でも上回っていたが、最後のラストパス、シュートに工夫が足りず、結局スコアレスドローに終わり、公式戦6試合連続白星なしとなった。
 4-2-3-1の「3」に入る谷澤達也、馬場憂太、フルゴビッチはみな技術が高く、ボールを持てる。しかし彼らがキープしているときの周囲の動き出しが少なく、結局簡単な横パスや単調な縦パスで終わり、札幌守備陣を崩しきれなかった。連動性がなく、イビチャ・オシム元監督時代から築き上げてきた「ボールも人も動くサッカー」には程遠い内容。谷澤は「チーム全体の意思がかみ合っていないところがある。でもそれは時間の問題で、試合をやっていけば慣れてくると思う」と話したが、リーグ戦、ナビスコ杯を含めて今季公式戦はすでに9試合を消化した。特にリーグ戦で17位と低迷している現実から考えても、そろそろ悠長なことは言っていられない時期に差し掛かっているはずだ。
 5日の鹿島戦、12日の大宮戦と2試合連続で4失点を喫したこともあり、守備を重視した戦い方にはなった。FW巻誠一郎は「収穫は守備が大きく崩されなかったこと。そこは今後につながる。そういうときこそ点を取って勝ちたかったけど、粘り強く進めていくことが大事」と我慢を強調したが、特に攻撃面では、我慢を続けた先の光がいまだはっきりと見えてこない。
 DF青木良太は「チームとしては今までよりもボールを回せていたし、一番バランスよくできたかなという感じ」と話した。勝てない時期が続いてネガティブになり過ぎるのも問題だが、選手からあまりにも危機感が伝わってこないのは気がかりだ。

(取材・文 西山紘平)

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