Jリーグは、「ナビスコ杯ニューヒーロー賞」の途中経過を発表した。
　ニューヒーロー賞は、ナビスコ杯の予選リーグから準決勝を通じて最も顕著な活躍をした23歳以下の若手選手1名に贈られ、プレス投票による選出で決勝戦の前夜祭で表彰される。
　1996年に設けられたこの賞は、将来のJリーグ及び日本代表を担う人材を輩出する登竜門的存在でもあり、過去に名波浩(96)、高原直泰(98)、鈴木隆行(00)、曽ケ端準(01)、長谷部誠(04)、阿部勇樹(05)なども受賞している。

　7月1日の予選リーグ終了時点でのプレス投票上位選手11名は以下の通り。

梅崎司(浦和)
細貝萌(浦和)
米倉恒貴(千葉)
谷澤達也(千葉)
大竹洋平(FC東京)
養父雄仁(川崎)
菊地光将(川崎)
田中裕介(横浜マ)
原一樹(清水)
本田拓也(清水)
小川佳純(名古屋)

　これら11名のうち、米倉、谷澤(共に千葉)、大竹(FC東京)、田中(横浜マ)、原、本田(共に清水)、小川(名古屋)ら7名は、明日から行われる決勝T進出チームに所属しており、今後の決勝Tでの活躍が注目されている。
ニューヒーロー賞の投票は準決勝が行われる9月3日(水)、7日(土)まで実施される。

(文　山口雄人)