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鹿島最終調整で指揮官卵&粉まみれ

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 J1優勝に王手をかけている鹿島アントラーズは5日、アウェーで札幌と戦うリーグ最終節へ向けて最終調整を行った。
 スポーツニッポンによると、約1時間半の練習の半分をセットプレーからの攻撃に割いた模様。最近3試合で2得点と攻撃力が落ちているだけに、オズワルド・オリヴェイラ監督は「すべて決めろ、集中力を切るな」と強い口調で声を掛け続けた。手術した左ひざのリハビリ中のMF小笠原満男も別メニュー調整の合間にピッチの選手たちを鼓舞し、士気を高めたという。
 5日はオリベイラ監督の58歳の誕生日。指揮官は練習後に選手から祝福の生卵や粉を浴びせられ、思わず苦笑い。和やかなムードでグラウンドを去ったという。

 鹿島は札幌戦で勝てば自力での連覇決定。引き分けでも2位・名古屋が12点差以上つけて勝たない限りは優勝が決まる。

(文 吉田太郎)

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