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挑発ノッた、大久保が「面白くなる」と悪童ぶり発揮

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 日本代表FW大久保嘉人(ボルフスブルク)がオーストラリアの挑発に発奮した。7日の記者会見でオーストラリア代表のピム・ファーベーク監督が「練習を非公開にしているのは自信のない証拠」と指摘するなど試合前から舌戦が繰り広げられているが、「ネットで見ました。すごいなというか、結構言うなあと。面白くなるんじゃないですか?それを力にしていきたいと思っている」とニヤリ。“悪童”の闘志に火が付いたようだ。

 昨年6月7日のW杯アジア3次予選・オマーン戦(1-1)では、ラフプレーに腹を立ててGKに蹴りを見舞い、一発退場となるなど、もともと血の気は多い。もちろん、オマーン戦の退場については十分に反省しており、同じ過ちを犯すつもりはない。挑発に乗ると言っても、あくまでプレーで返すだけだ。

 オーストラリアのFWケネディが「2-1でオーストラリアが勝つ」と語ったのに対し、「それじゃあ2-1で日本(の勝ち)でいきますか」と不敵に笑った。「自信?ありますよ。絶対に点を取ってチームに貢献したい」と堂々のゴール宣言。「気持ちが入って帰って来ました」という気合十分のストライカーが、オーストラリアを血祭りにあげる。

<写真>オーストラリアの挑発に気合十分のFW大久保嘉人

(取材・文 西山紘平)

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