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[ACL]広島、敵将は元広島FW。遠慮なく首位叩きだ

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 サンフレッチェ広島は24日、敵地でアデレード・ユナイテッド(オーストラリア)と対戦する。相手は首位の強敵だが、現在2連敗中とあって敵地でも勝ち点3がほしいところだ。


 中国新聞によると、現地ではやはりFW佐藤寿人の注目度が高いようだ。22日に現地入りしたが、地元テレビなど報道陣から「サトウはどの選手?」と広島スタッフが質問を受け、その後は佐藤を捕まえて取材攻勢。日本代表でもプレーするエースが、翌日の新聞に「サトウは要注意」と報じられたという。

 そもそもアデレードの指揮を執るのは、1998-1999年に広島でFWとしてプレーしたビドマー氏。指導者資格の問題で今回はコーチとして迎え撃つが、同コーチは「いい仲間や友人に恵まれ、楽しい思い出ばかり。広島戦は当然、特別な気持ちになる。ただ試合では勝利に集中するだけ」と古巣撃破に意気込んでいる様子。激しい戦いが予想されそうだ。

 広島はグループリーグを突破するためには、敵地とはいえ勝たないといけない。注目度も高く、相手からのマークが集中することが予想される佐藤は「相手に知ってもらうことは、選手として光栄。見ている人も多いので、しっかり結果を出したい」と意気込み、「素早い攻撃、動きだしで勝負する」と巨漢DF陣を持ち前のスピードで切り裂くことを目標に掲げていた。

(文 近藤安弘)

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