座骨神経痛で離脱していた川崎フロンターレのDF寺田周平が27日の清水戦で先発する可能性が出てきた。開幕戦に先発後、戦列を離れていたが、26日付のスポーツニッポンによると、25日の紅白戦で主力組に入り、高畠勉監督は「何も問題なければ使う」と起用を明言したという。

　12日の練習で右太腿裏に違和感を訴えて以降、さまざまな治療を受け、原因は特定できなかったが、椎間板ヘルニアの治療法のひとつであるブロック注射で痛みが消えたという。

　故障者続出のチームは前節の横浜FM戦で0-4の大敗。それでも23日のメルボルン戦はDF井川祐輔が奮闘し、4-0で勝っており、今節は守備の要の復帰で公式戦連勝を狙う。

(文　西山紘平)