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岡田Jの不人気に旅行業界が悲鳴? W杯観戦ツアー志望者が激減

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 日本代表の南アフリカW杯応援ツアーが不人気に陥っているようだ。15日付のスポーツ報知によると、現時点で日本発の観戦ツアー参加者は、前回のドイツW杯に比べ約4分の1だと、旅行代理店関係者が嘆いたという。
 理由はやはり、費用の高さや治安面、そして岡田ジャパンの不人気・・・。不人気の面については、今年に入っての代表戦で結果も内容も残せていないほか、岡田監督や日本協会への不満が根底にある。つまり、結果が期待ができないため、大金を払って、身の危険を冒してまで生で観戦しようというサポーターが減っているようだ。
 金額については、1試合観戦の0泊4日の“弾丸ツアー”でも40万円弱とやはり高額。不景気のご時世では簡単に手が出せる金額ではない。今回、安全面を考慮し、日本発の観戦ツアーはFIFAが指定する4社(JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、西鉄旅行)に限られていることも一因だろう。
 いずれにしても4年に一度の世界の祭典。状況が許す人は、その感動を生で味わってみるのもいいだろう。14日にスイスから帰国した日本協会副会長で、FIFA理事の小倉純二氏も「安全面に不安を持っている方も多いでしょうが、正規の観戦ツアーで行動していただければ安全面は保障されています」と呼びかけていた。
(文 近藤安弘)

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