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南ア直前合宿へ、高地対策の専門家を帯同

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 南アフリカW杯で、日本代表に高地対策のスペシャリストが帯同することになった。

 15日のスポーツ各紙のweb版によると、岡田武史監督がこの日、5月下旬からスイスのザースフェーで行われる事前合宿に、高地トレーニングに詳しい杉田正明・三重大准教授を同行させる意向を明らかにしたという。

 日本の試合は初戦のカメルーン戦が標高1400mのブルームフォンテーン、デンマークとの最終戦が同じく1500mのルステンブルクと高地で行われる。その対策として合宿は1800mのザースフェーで行うが、岡田監督は「高地トレーニングは疲労回復が遅れる。尿を取ったり、いろいろ指標があるので、アドバイスをいただきたい」と専門家の帯同を決めた。

 W杯ではあらゆることを想定し、対策を講じて臨むのが一番で、大事な取り組みの一つと言える。相手は強豪ぞろいだが、少しでもベストに近いコンディションに整え、勝機をうかがいたい。

(文 近藤安弘)

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