[5.2 J2第10節 熊本0-0札幌 水前寺]

　ロアッソ熊本とコンサドーレ札幌の一戦は0-0のスコアレスドローに終わった。熊本は2試合連続ドローで3試合白星なし(2分1敗)。札幌も5試合勝利なし(2分3敗)と苦しい試合が続いている。

　札幌は後半24分からFW中山雅史が4試合ぶりに出場。同36分にはMF砂川誠の左クロスからヘディングシュートを放ったが、惜しくもゴール右に外れた。

　熊本もMF藤田俊哉が後半31分から途中出場し、かつて磐田で黄金時代を築いた元日本代表コンビがJ2の舞台で初対決。スポーツニッポンWeb版によると、中山は「(藤田)俊哉に1本パスしてしまったのが…。もっと状況判断をしっかりしないと」と苦笑いで、藤田も「中山さんにシュートされたときは“これだけは入るな”と思った。ひやっとした」と冗談交じりに話していた。

(文　西山紘平)