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大丈夫? 南アW杯でアルカイダがテロ計画か

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 詳細は不明だが、W杯に不安要素がひとつ噴出した。W杯南アフリカ大会がテロの標的になっていた可能性が浮上した。

 スポーツニッポンによると、イラクの治安当局者は17日、拘束した国際テロ組織アルカイダのサウジアラビア人メンバーが、W杯期間中を狙った南アフリカでのテロ計画に関与していたと発表した。

 詳しいことは判明していないが、イラク国内の爆破計画に加え、アルカイダの指導者ビンラディン容疑者の側近と共謀してW杯を標的にしたテロを計画していたようだ。

 南アフリカのスポークスマンは「テロ計画はニュースで知った」と話しており、実際に計画があったかどうかは確認できていないが、スポーツニッポンによると、北、西アフリカで活動するアルカイダ系の「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織」は、4月9日までにW杯をテロの標的にするとの声明をインターネット上に出していた、としている。

 治安面が不安視される南アフリカだが、個人的な犯罪だけでなく、こうしたテロのような組織的な犯行も視野にいれて対策を練らなければならない。

(文 近藤安弘)
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