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W杯のボーナス額が一部増額へ。しかし、岡田J目標の4強では増えず・・・

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 日本代表のW杯でのボーナス額が明らかになった。ただ、その金額の設定がおかしい!? 19日のスポーツニッポンによると、岡田ジャパンが目標に掲げるベスト4位に入っても増額はないようだ。

 日本代表選手には協会から支払われる“給料”があり、日当、勝利給、プレミアム・ボーナスの3種類がある。その金額が、18日にW杯代表選手の所属クラブに限定した強化担当者会議で決まったが、プレミアム・ボーナスの額だけ変更があったようだ。

 前回のドイツ大会では優勝で1人3000万円に設定されていたが、南アフリカ大会では推定3500万円に増額された模様。同様に準優勝が推定2000万円から2500万円へ、3位が推定1000万円から1500万円へと増額された。

 しかし、1次リーグ突破した場合のベスト16(推定200万円)や、ベスト8(同400万円)、さらには4位(同800万円)のボーナス額は変動がなく据え置きだという。

 スポーツニッポンでは、岡田監督が「ベスト4」を目標に掲げているにもかかわらず、目標達成の4位ボーナスが増額されないのは不思議だと報じている。たしかにお金目的で大会に臨むわけではないが、このあたりを見る限り現場と日本協会に目標達成への“温度差”があるのかもしれない。

(文 近藤安弘)
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