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内田の代役は駒野、「勝ちにこだわる」

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 24日の韓国戦は右サイドバックでDF駒野友一(磐田)の先発が濃厚だ。DF内田篤人が左内転筋張りの影響で大事を取って欠場するためで、岡田武史監督は「サイドバックは、できる選手が限られている」と、駒野の先発起用を示唆した。

 駒野にとっては2月11日の香港戦以来、4試合ぶりの先発チャンスだ。同14日の韓国戦、3月のバーレーン戦はベンチを温め、4月のセルビア戦は直前の負傷で代表を辞退。「韓国はアジアのライバルだし、W杯のためにもいい内容で、勝ちにこだわってやりたい」と意気込んでいた。

 コンディションに不安を残す内田は、W杯本大会でもどんなアクシデントがあるか分からない。実際、W杯出場の懸かった昨年6月のW杯アジア最終予選・ウズベキスタン戦でも試合当日に体調を崩した内田に代わって急きょ駒野が先発し、勝利に貢献した“実績”もある。

 4年前のドイツ大会では初戦のオーストラリア戦にのみ出場し、1-3の逆転負けを味わった。4年越しのリベンジを期す駒野にとって、韓国戦は自分の存在感をあらためて示す絶好の機会となる。

(取材・文 西山紘平)

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