世界各国をめぐっていたW杯優勝トロフィーが南ア入りし、6日に国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長と開催国南アフリカのズマ大統領が首都のプレトリアで会見を行った。

　11日の開幕まであと5日となり、ズマ大統領は「準備は万全です。この国を訪れる人々には、アフリカ特有のホスピタリティーや文化も満喫してほしい」とアフリカ大陸初の祭典の成功を祈っていた。

　ブラッター会長も「ここまでの道のりは長かったが、大変な仕事はすべて南アフリカの人々がやり遂げたんです」と述べた。開幕に向け日々、盛り上がりは増しており、この日の日本やポルトガルの南ア入りでは、地元民から熱い歓迎を受けた。治安面が不安視されるが、無事に開幕し、そして最高の大会になることを期待したい。

(文　近藤安弘)
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