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本田が“対話路線”へ完全移行

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Text alert@南ア・ジョージ

 かつて見せていた孤高の姿はいずこへ。韓国に敗れた後、「もう少し、お互いがどうしたらいいか、知りあう必要がある。これからは腹を割って話をしていきたい」とコメントしていた本田圭佑が、南ア到着後に対話路線をさらに強めた。

 会場に着くなり、誰よりも先にピッチに出て芝の状態を確認していた本田は、遠藤保仁をつかまえて何やら2人で会話。4人1組のランニングタイムでは川口能活と話しながら走り、全体練習終了後には長友佑都岡崎慎司といった北京五輪組を誘いこみ、リフティングを行った。

 以前は一人でいることが多かったが、明らかに変化している。他の選手が自然と寄ってくる状況も出来つつあり、まさに中心選手へと変貌中。「もう時間がない。目の色を変えてやる」と、14日のカメルーン戦へ向け、さらに気合いが高まっている様子だ。

(取材・文 矢内由美子)

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