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オランダが後半2発で快勝!初Vへ好発進!

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[6.14 10年W杯GL・E組 オランダ 2-0 デンマーク サッカー・シティ]

 10年W杯南アフリカ大会は大会4日目に突入。ヨハネスブルクのサッカーシティでは日本と同じグループリーグE組の強豪同士、オランダとデンマークが激突。後半に2ゴールを奪ったオランダが2-0で快勝した。

 試合は前半、ウェズレイ・スナイデルとラファエル・ファン・デル・ファールトの両ゲームメーカーを中心にボールを支配するオランダが緩急自在の攻撃を展開。そして狭いスペースに正確なパスを通すと、FWロビン・ファン・ペルシー、MFディルク・カイトのシュートなどで相手ゴールを鋭く襲っていった。

 一方、デンマークもFWニクラス・ベントナー、右サイドからゴールを狙うFWデニス・ロンメダールを中心としたカウンターで対抗。だがオランダは後半開始直後、左サイドで粘ったファン・ペルシーのクロスがデンマークDFのオウンゴールを誘い、先制に成功する。この後、ともに運動量が落ち、試合が停滞。デンマークは選手交代で活性化しようとするが、次に試合を動かしたのは再びオランダだった。40分、スルーパスに抜け出した途中出場のMFエルイェロ・エリアがループシュート。ゴール右ポストを叩いたボールの跳ね返りをカイトが押し込み、試合を決定付けた。

(文 吉田太郎)

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