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日本代表が非公開練習で紅白戦。岡田監督「勝ち点取る」

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Text alert@南ア・ジョージ

 日本代表は17日午前10時半(日本時間同日午後5時半)から、ジョージ市内のオウテニキア・スタジアムで練習を行った。公開は冒頭25分間のみで、その後約50分間を非公開にし、10分×2本の紅白戦と、セットプレーの確認に時間を割いた。右太もも打撲で16日は別メニュー調整だった森本貴幸も通常メニューをこなした。

 世界ランク4位のオランダは初戦のデンマーク戦を3-0で勝っており、第2戦の日本戦にハイスコアで勝って、一気にグループリーグ突破を決めようとすることが予想される。負傷で第1戦を欠場したロッベンは第2戦も欠場の見込みと言われるが、ロッベンがいようがいまいが戦力的にはまったくそん色のないメンバーが並ぶ。

 一方、岡田監督によると、日本は「カメルーン戦が高地での試合だったので、思ったより疲労が残っている選手が5、6人いる」とのことで、警告を受けている阿部勇樹も含め、勝負となる第3戦のデンマーク戦へ向けて、多少のメンバー変更がなされる可能性も少なくない。

 とは言っても、最初から白旗を揚げるような姿勢はもちろんない。岡田監督は「簡単な相手ではないが、われわれにも十分可能性がある。勝ち点を取るように、全力を尽くしたい」と連続の番狂わせを誓った。

(取材・文 矢内由美子)

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