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ブッフバルト氏「日本はいい試合をした」

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Text alert@ドイツ・ケルン

 ドイツ有料放送SKYはオランダ対日本戦を放送。この試合をジャパンエキスパートとして、解説を務めたのは次期日本代表監督候補という一部報道もあったギド・ブッフバルド氏。以下は放送後のコメント。
「日本はいい試合をした。オランダに十分なスペースを与えることなく十分に苦しめた。そのために、オランダは日本により大きなプレッシャーを与える必要が生まれた。そこからサイドアタックが発生し、田中マルクス闘莉王の判断ミス(番組ではもっと大きくヘディングできたかもう少し落ち着ければ足でクリアできたという解説)、GK川島永嗣のジャンピングミス(強烈なシュートだったが、番組では実況中もGKのミスという論調。同国はイルクナー、ケプケ、カーン、レーマン……と世界的に有名な名GKを時代ごとに輩出してきた)、が生まれて失点につながった。非常に残念だった」
「最後は闘莉王を含めた5人の選手を前方に置き、可能性を見せた。1-1という結果でも妥当だった」
「日本には(この日、途中から出場した)岡崎慎司や玉田圭司というカードもある。デンマーク戦に勝利する可能性は十分にある。グループリーグ突破の可能性は日本自身の手の中にある」 

 ちなみにドイツの番組では川島のミスで抑えられなかったと伝えられたウェズレイ・スナイデルのシュートは時速117kmの速さだった。あれをミスというのは好守を見せ続けた川島には厳しすぎるかもしれない。

(文 福岡正高)

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