beacon

長友がダイナモ対決を歓迎、「運動量では負けない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 「ダイナモ対決」を制す。日本の誇るエースキラー、DF長友佑都が29日の決勝トーナメント1回戦でもパラグアイのキーマンを封じる。

 パラグアイの攻撃のカギを握るのが右MFのエンリケ・ベラ(LDUキト)。無尽蔵のスタミナを誇るパラグアイの生命線で、20日のグループリーグ第2戦・スロバキア戦(2-0)では貴重な先制点も決めている。

 「早いし、運動量がある。体も強いし、強引に来るところもある」。スカウティングビデオで見たベラの印象をそう語った長友は「そこで負けてしまうと厳しいし、サイドの攻防で勝たないと試合には勝てない。運動量。そこでは負けたくない」と力を込めた。

 強敵が来れば来るほど燃える。カメルーン戦でFWエトー、オランダ戦でFWカイト、FWエリア、デンマーク戦ではFWロンメダールと、相手のエースやキーマンをことごとく抑え込んできた。一戦ごとに自信を深める長友に、いまや恐れるものはない。

 「パラグアイは運動量がすごいあるし、うまいし、早い。すべてを兼ね備えていると思う。スカウティングでは強烈な相手。(グループリーグで対戦した3チームと比べても)運動量は一番あるし、攻守の切り替えは一番だと思う」。スタミナ勝負ならこっちのもの。長友がダイナモ対決に真っ向勝負を挑む。

(取材・文 西山紘平)

▼関連リンク
W杯南アフリカ大会ページ

TOP