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長谷部が2戦連続"同僚対決"に闘志、ブンデス2トップも警戒

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 MF長谷部誠が2戦連続の同僚対決に闘志を燃やした。24日のデンマーク戦ではボルフスブルクのMFトーマス・カーレンベルグとともに先発出場で直接対決。3-1の快勝でデンマークを蹴落とし、決勝トーナメント進出を決めた。

 29日の決勝トーナメント1回戦で対戦するパラグアイにもチームメイトのMFホナタン・サンタナがいる。グループリーグでは初戦のイタリア戦に途中出場しただけで、「最初からは出ないんじゃないかな」と話したが、「デンマーク戦でもチームメイトに勝ったので、今回も勝ちたいですね」と意気込んでいた。

 イタリア戦で2トップを組んだFWルーカス・バリオス、FWネルソン・バルデスはともにブンデスリーガのドルトムントでプレーしている。特にアルゼンチン人の父を持つバリオスは3月に帰化し代表入り。1月に銃撃事件に巻き込まれ、代表を離脱することになってしまったエースのFWカバニャスを埋める活躍を見せている。

 「バリオスは昨季、20点近く取っていて(19得点で得点ランキング3位)、万能なストライカー。バルデスはハードワークしてたくさん走る。2人ともすごくいいFW」。ここまで来れば強敵ぞろいは当たり前。だからこそ、ブンデスリーガで実際に対戦している長谷部の経験や情報がチームにとって貴重なものであるのは間違いない。

(取材・文 西山紘平)

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