2大会ぶりの16強進出を果たした日本代表のMF松井大輔にスペインの強豪・デポルティボから今夏に完全移籍を目指す獲得オファーが届いていることが分かった。

　28日のスポーツニッポンが報じたもので、その個人技でオランダDF陣の脅威となるなどW杯で評価を大きく上げた松井に対しては、既にドイツ、フランス、ロシア、ウクライナ、イタリアなど欧州の複数クラブが争奪戦を繰り広げている模様。松井はスペイン、イングランドでのプレーを望んでいるとのことで一気に移籍候補の本命に浮上したようだ。

　1904年創設のデポルティボは99年-00年シーズンにバルセロナ、R・マドリーなどの名門クラブを抑えてスペイン1部初優勝。昨シーズンは13勝8分17敗で10位だった。

(文　吉田太郎)

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