ドイツ代表MFトーマス・ミュラーが10日、10年W杯3位決定戦ウルグアイ戦で先制点を決め、ドイツの2大会連続の3位に貢献した。

　7日に行われたスペインの準決勝を、累積警告のサスペンションで出場停止となっていたミュラー。満を持して臨んだウルグアイ戦では前半19分にゴール前のこぼれ球を冷静に押し込み、得点ランク首位タイとなる今大会5得点目を決めた。

　3-2と勝利を収めた試合後にはこの試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選出。9日に発表された今大会の「ベスト・ヤングプレーヤー賞」最終候補3名にノミネートされており、今大会5得点3アシストに2度のマン・オブ・ザ・マッチはライバルのメキシコ代表FWジオバニ・ドス・サントス、ガーナ代表MFアンドレ・アイェウを大きく引き離す成績。ドイツ史上3人目の同賞獲得はほぼ確実といえるだろう。

<写真>前半19分に先制点を決めるミュラー
(文　宝田雅樹)
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