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高原、Kリーグ移籍に前向き。指揮官「本来は昨冬に移籍するはずだった」

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 Kリーグ・FCソウルからオファーを受けている浦和レッズの元日本代表FW高原直泰が10日、「興味を示してくれるクラブとは話をしたい」と前向きな姿勢を示したようだ。スポーツニッポンが報じている。

 高原は今季、フィンケ監督から構想外とされており、移籍先を模索していた。仙台や新潟も興味を示していたようだが、総額1億円を超える資金が必要なため、発展しなかった。そこへ、ソウルが本格的に獲得に乗り出した。

 フィンケ監督は10日、高原の去就問題について言及。「(高原は)去年の時点で、今夏の移籍は決まっていた。本来は昨冬に移籍するはずだった」と発言。オーストリア合宿(6月19日から1日)に高原を帯同しなかった理由も「構想内の選手だけで集中して練習するのは当然」と明かしたという。

 高原は今後、クラブから話を聞き、移籍を決める方針。ただ、まだ夏のマーケットは序盤のため、今後は海外の2部クラブなども含めて広く移籍先を探す可能性がある。いずれにせよ、浦和を退団することは秒読み段階に入った。

(文 近藤安弘)

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