10年W杯は11日、決勝戦のオランダ-スペイン戦を行い、スペインが1-0の勝利を収め、見事に初優勝を収めた。

　主将のスペインGKイケル・カシージャスは延長までもつれた決勝戦の120分間を含め、決勝トーナメント全4試合を無失点で抑えるというW杯史上初の記録を達成。W杯433分間無失点はスペイン史上最長記録となっている。また、今大会は準々決勝パラグアイ戦でPKを阻止。02年W杯決勝トーナメント1回戦アイルランド戦でもPKを阻止しており、史上初めて2大会でPKを阻止した選手となっている。

　なお、GKが主将として優勝トロフィーを掲げるのは、82年W杯のイタリア代表GKディノ・ゾフ以来、28年ぶりとなっている。


<写真>カシージャスはこの日も好セーブを連発した

(文　宝田雅樹)
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