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闘莉王が帰国。現役引退?代表引退?「まだ整理がついていない」

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 名古屋グランパスの日本代表DF田中マルクス闘莉王が14日、緊急入院した父・隆二さんを見舞うために戻っていた故郷ブラジルから帰国した。

 闘莉王はW杯終了後、一種の“燃え尽き症候群”となり、代表引退はもとより、現役引退をも示唆する発言をしてたが、15日付のスポーツ報知によると、「まだ整理がついていない。これからどういう気持ちで取り組むか考えていきたい」と依然として頭の整理ができていないことを明かした。

 とはいえ、名古屋とは契約を残しており、現役引退の可能性は限りなく低い。代表においても、次回2014年大会は故郷ブラジルで開催されるとあって、そのうち気持ちが高まる可能性もある。

 闘莉王は15日からチームに合流し、17日再開のリーグ戦に備える。しかし、調整不足の可能性が高く、1試合飛ばすとみられる。闘莉王も「Jリーグもチームに合流してから考える。17日の大宮戦(NACK)はストイコビッチ監督と相談してから決めたい」と言葉を濁した。15日にはストイコビッチ監督と会談する可能性もあり、発言が注目される。

(文 近藤安弘)

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