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田代2発!山形が「みちのくダービー」制す

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[7.17 J1第13節 山形 3-1 仙台 NDスタ]

 J1で初となる「みちのくダービー」はホームのモンテディオ山形がFW田代有三の2発などにより、ベガルタ仙台に3-1で勝った。

 試合は前半3分、いきなり山形が動かす。左サイド、PA付近でこぼれ球を拾ったMF増田誓志が中央のMF秋葉勝へ落とすと、秋葉が左足ダイレクトで鮮やかなコントロールショットをゴール右上へねじ込む。

 対する仙台は13分、北朝鮮代表MF梁勇基が左サイドから放った右足FKが直接ゴールへ吸い込まれ同点。だが、試合を制したのはホーム・NDソフトスタジアム山形に20,231人の観衆を集めた山形だった。勝負を決めたのは「前半ミスが多くて後半に挽回したいと思っていた」というエース田代。後半14分、左サイドを抜け出したFW宮沢克行からのラストパスを押し込み勝ち越すと、23分にもゴール前のこぼれ球を再び押し込み、勝利をもたらした。
 
 山形の小林伸二監督は試合後のインタビューで「前後半通じて入りがよかった。バイタルをうまく使わせない方法がうまくいった」など勝因について説明。そして「たくさんのサポーターの前で勝利をプレゼントできたことはうれしい」とダービー勝利を喜んでいた。

(文 吉田太郎)

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