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風間Jrがポルトガルクラブ加入へ

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 元日本代表MF風間八宏氏(現筑波大監督)の長男で、今春清水商高(静岡)を卒業した09年U-18日本代表MF風間宏希が、ポルトガル3部リーグのロウレターノ・デポルトス・クルベに入団することが分かった。20日のスポーツニッポンが報じた。

 各年代の日本代表としてプレーしてきた風間は昨夏の全国高校総体に出場。ボールコントロールに長けたMFは中盤からDFの背後を突くスルーパスやミドルシュートでチームに勝利をもたらしてきた。

 高校卒業時にはJクラブからのオファーもあったようだが、かつてドイツで活躍した父同様に海外志向の強い風間は全て断り、1人で練習しながらチャンスを待っていた。6月にはオランダやベルギーの1部、2部のクラブからオファーが届いた模様だが、最終的に選んだのはポルトガル3部リーグのロウレターノ。ロウレターノはポルトガル南部のファロ市近郊に本拠を置き、かつては1部に昇格したこともある。まずは下部リーグで実戦をこなしながらステップアップを目指すようだ。

 「海外の選手を見て高いレベルでやってみたいと思った。まずはチームが決まって安心した。ここからが勝負、サッカーも人間も成長したい」と話しているという風間は20日にも渡欧し、メディカルチェックを受けた後、正式契約する。

<写真>09年12月、清水商時代の風間
(文 吉田太郎)

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