香川真司が所属するドイツ・ドルトムントは19日、欧州ヨーロッパリーグ(EL2010-11)プレーオフ第1戦のカラバフ(アゼルバイジャン)戦を行い、4-0で快勝した。香川は公式戦初ゴールを含む2ゴールの活躍でチームを勝利に導いた。

　試合は序盤13分、香川のゴールが快勝劇のはじまりとなった。カラバフ陣内で香川がボールを奪うと、そのまま左足ミドルシュート。これがGKの手をはじき、ゴールイン。試合はその後21分、29分にパラグアイ代表FWルーカス・バリオスが加点して3-0。41分には香川が左クロスに頭であわせて2点目。試合は4-0で快勝した。香川は後半にもゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールならず。ハットトリックは逃し、後半25分には交代したが、2ゴールで“欧州デビュー”を飾った。

　なお、この香川の活躍に、現在同じドイツのボーフム(2部)でプレーしているFW鄭大世は、Twitterで「(前略)香川は凄いね。 あの若さでドルトムントの中で十分際立った個で存在感を発揮してる。 将来の日本代表の中心になりそうな匂いがプンプンする」と賞賛している。

<写真>ゴールを決めた香川と祝福するバリオス

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