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闘莉王が優勝決定後に右ひざ手術も

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 名古屋グランパスのDF田中マルクス闘莉王がリーグ優勝が決まり次第、右ひざの手術を受ける可能性が浮上した。右ひざ痛のため8日のアルゼンチン戦、12日の韓国戦を欠場した闘莉王はその後、チームでは強行出場を続けているものの、患部の状態は内側側副じん帯の部分断裂だけでなく、半月板にもダメージが及ぶなど悪化しているという。

 23日付のスポーツ報知によると、闘莉王は「優勝が決まったら右ひざを手術する。今も正直痛いけれど、今年は何としても優勝をしなければいけない。それまでは何をしても、試合に出て勝利に貢献したい」と話しており、優勝が決まるまでは鎮痛剤を服用して強行出場を続けるが、リーグ優勝決定後、人生2度目の手術を受ける考えだという。

 ただし、08年12月に左ひざ半月板損傷の内視鏡手術を受けた際は復帰まで約2ヵ月を要しており、このタイミングで手術を受ければ、来年1月7日開幕のアジア杯出場は絶望的。闘将の決断が注目されそうだ。

(文 西山紘平)

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