南アフリカW杯でドイツの試合結果や決勝の結果など全8試合の予想を的中させて話題となったタコの「パウル君」が26日、ドイツ・オーバーハウゼンのシーライフ水族館で死んでいるのが見つかった。27日の報道各紙のweb版が報じている。

　パウル君はW杯で一躍有名となり、大会後は英国生まれという縁で、18、22年のW杯招致を目指すイングランドの招致大使に任命されたほか、複数の水族館やマネージメント会社などから“移籍オファー”が届いた。だが、W杯の時の推定年齢は2歳で、タコの寿命は3歳前後のため寿命が近いとみられていた。

(文　近藤安弘)