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ナビスコ優勝を置き土産に、山崎「優勝と準優勝では全然違う」

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 タイトルを置き土産に中国へ飛び立つ。11月7日開幕のアジア競技大会(中国・広州)に出場するU-21日本代表は明日27日まで短期合宿を行ったあと、週明けに再集合し、5日に現地へ出発する予定だが、FW山崎亮平は所属するジュビロ磐田が11月3日にナビスコ杯決勝を控えているため、合流が遅れる見通し。山崎は「優勝と準優勝では全然違う。優勝して合流したい」と、ナビスコ杯制覇を手土産にする決意を口にした。

 20日に行われたG大阪との練習試合では4-2-3-1の左サイドで先発。この日の練習でも一貫して左サイドでプレーした。サイド攻撃の中心的役割を求められているが、「サイド(での起用)が中心だけど、攻撃は自由にやって、守備ではしっかり約束事を守りたい。攻撃で自分の良さを生かしていければ」とイメージを膨らませていた。

 Jリーグが佳境に入った時期に行われるアジア大会。クラブ事情で招集を見送られた選手も多いが、選ばれた選手にとっては公式大会に出場し、メンバー定着をアピールする絶好の舞台となる。「真剣勝負で試合できる経験は、Jリーグだと時間が限られているし、楽しみにしている。アピールするチャンスだと思う」。Jリーグで出番に恵まれないうっ憤も、代表のピッチでぶつけるつもりだ。

<写真>中国遠征前にナビスコ杯決勝を控えるMF山崎亮平

(取材・文 西山紘平)

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